数字で見る相続②
公開日:2022-09-29 06:00
目次
では、今日は具体的にどういう対策が必要か?
見ていきましょう(^^ゞ
1、65歳以上の人口
2019年は3588万人・総人口の28.4%
2060年には総人口の40%になると推定されている
≪高齢化が進み介護状態になった場合≫
*自分の介護は誰がするのか?
在宅?ホーム?その場合のお金はどこから拠出する?
相続対策と並行し、人生100年時代のライフプランをしっかり立てておく必要もあります。
*おひとり様(生涯独身または子がいない夫婦で配偶者が亡くなっている)は
ご自身が介護状態になった場合、誰に財産管理をしてもらうか?
死後事務(葬儀・火葬・墓守・遺品・死後の事務的な手続き・財産はだれに遺贈?寄付??)の整備は必須です。
2、認知症の数
2012年462万人で65歳以上の7人に一人
2025年には約700万人、5人に1人になると見込まれている。
認知症になると財産を自分で動かせなくなります。
もし、不動産を売却する必要が出たら?株を売却しなくてはならなくなったら?
誰に財産を管理してもらうのか決めておきたいですね。
*家族信託®(民事信託)
*商事信託
*エンディングノートの整備
*遺言作成
なども必要となりますね。
3、単独世帯数
2040年には単独世帯の割合は約40%に達すると予測。
4、孤独死
公的なデータはありませんが
現在50人に一人と言われています。
独居の高齢者が増加するということは孤独死問題とは切っても切り離せません。
*見守り契約等を利用して定期的に生存確認をしてもらうことは
孤独死を防ぐ上でも有効ですし地域のコミュニティ活用・趣味を持つなど
孤立化しないように普段から気を付けたいです。
これらの問題はそもそもが
核家族化が進み少子高齢化が深刻となり
起こってきた問題だと思います。
根本的に解決するには
少子高齢化に歯止めをかけていく必要もあると思います。
そのためにも
笑顔相続を普及し家族の絆を取り戻す必要があります。
我々相続診断士は【笑顔相続】の普及に向けて
皆さんのお力になれるます。
お近くの相続診断士に是非ご相談ください。