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終い方を考える

公開日:2022-09-15 06:00

目次

先日、葬儀はしたくない、お墓も要らない!という独身の70代女性からご相談がありました。
私自身、葬儀もお墓も要らない派ですので
その辺は大いに意気投合し
「一橋先生はどうされるのですか?」の質問に

うちは子供もいないし夫婦そろって直葬予定。
友人が偲ぶ会をしてくれるらしいし終活式と言って生前に今までの人生を振り返り
仲良しの人と生前葬のようなことをしてもいいかと考えています。
お墓の代わりに樹木葬にするつもりですよ

とお答えしました。

直葬とは火葬するだけで、通夜も本葬も何もありません

子供もいませんし喪主も祭祀継承者もいないのでこれで十分。
お墓もやはり祭祀継承者がいませんから
大好きな桜の下に夫婦仲良く土に還れれば幸せだと思っています。

夫が先に亡くなった場合は少し寂しいので
手元供養といって遺骨を加工してアクセサリーや数珠にして、身に着けていようかなと考えています。
 

宗教や地域、親族の意向などもありますが今は無宗教の方も多く、幅広い選択肢があります。
ただ、いずれの場合もご家族とよくよく話をし遺されたご家族が親戚等から責められたりしないように
エンディングノートを上手に活用してください。

我が家がこんな勝手な希望でやれるのは
あくまで、親なし・子なし・親類なしだからです。
遺される家族のある方は、家族の想いをしっかり汲んでくださいね。