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『エンディングノートは縁ディングノート、家族の縁を深めよう』

公開日:2023-11-06 06:00

目次

このサイトの著者たちが、何度もこのテーマは書いているので『またか!』と思われた方もいるのではないでしょうか?

だとしても、筆者は声を大きくして『エンディングノート』を書きましょうと言い続けますし、その役割について話し続けていきたいと考えています。
では、何度もしつこくお勧めしたい理由は何でしょう。
以下、3つの何故と共に一緒に考えてみましょう。

(1)エンディングノート・・気が重いのは何故?

エンディングノートの持つイメージを聞くと『めんどくさい』『まだ終活は早い』『そのうち書かないと』『買った(もらった)けど書いてない』『子供が書けってうるさい』と言われる方が多いです。
それでも、その方たちは何となく『いつかは書かないと・・』と思っているようです。

皆さんはいかがですか?

 どうしても『エンディング』という言葉の持つ響きに『最後・終焉・終活』といった気が重い、もしくは気分がふさぐあまり考えたくない要素が含まれているからかもしれません。
確かに筆者も17年前にこの言葉を知った時、『エンディングって縁起の悪そうなネーミング』と思いましたから💦

そこで、このノートの必要性は理解できていたので普及するために考え付いたのが
◎縁ディングノート・・縁が続くノート、家族の縁を深めるノート
◎終活相続の便利帖・・筆者の作成したエンディングノート
の販売名です


書く目的が終活や家族が困らないため・・と思えば思うほど気が重くなるのが人の心理ですね。なのでまずはネーミングから変換し、少なくとも義務で書くものではないことだけはお伝えしたいと思います。
では、次に書いた方がいいのは何故か考えたいと思います。


(2)書いた方がいいのは何故?

筆者は書いた方がいいと強く言いたいのですが、それは何故か?

それはずばり、そのほうが人生が豊かになり、家族がいる方は家族との絆も深まりより幸せな人生になるからです。

まず、書く目的は家族が困らないため・・ではありません。

もちろんそういう要素はあります。
ただ、それはあくまで目的の一つにすぎず、本来のこのノートを書く目的は
自分自身をよく知り、ご先祖様に感謝をし、より幸せな人生を家族と共に生きていくことにあります。

縁ディングノートは主に
①自分史としての活用・・自分は今まで何を大切にし、何が好きで何が嫌いでどんな趣味がありどんな人生を歩んできたのかを改めて振り返る要素が含まれています。
②自分の取り扱い説明書・・病気の時にこんな風にされると嫌、万が一の時に呼んで欲しくない人がいる、食の好みは薄味が嫌いだから残りの人生くらい好きなものを好きなだけ食べたい・・と言ったご自身の取り扱い方法を書いておけば安心ですね。
③家族への連絡帳・・取り扱い方法も家族が知らなければ叶えてもらうことは難しいです。だからこそ連絡帳として活用もお勧めです。
④家系図としての
要素・・ご自身のご先祖様や今の家族について書いておけば、自ずと命を繋いでくれたご先祖様を思い出し、それを家族に話して聞かせることでお墓参りに繋がるかもしれません。

その時に、お子さんやお孫さんたちにどんなご先祖様だったかを是非、話して聞かせてあげてください。

といったことを書いてくださいと筆者は『縁ディングノートの書き方セミナー』でお話しています。
書いた方がいい理由は、主に4つの理由からですが、どう感じましたか?

(3)家族の縁が深まるのは何故?

ある小学校で小学4年生以上の生徒に向けて『エンディングノートの書き方セミナー』を開催したことがあります。
参加条件は必ず親や祖父母といった大人と一緒に参加することでした。
その時にやってもらったのがこの三つです。
☑自分の名前は誰がつけたものか、どういう想いが名前に込められているか。
☑ご先祖様にはどんな人がいてどんな名前か、どんな職業だったかもわかれば話してもらう。
☑一緒に来た大人が自分と同じ年齢の時にはどんな時代でどんなことを学び、どんな遊びをしていたのか。

これが凄く人気で、ある参加者のおばあさまからこんなお手紙をいただきました。

【孫の晴子は自分の名前が嫌いでした。この日も開口一番、「私のこのダサい名前は誰がつけたの?」って聞くので、「あなたの名前はあなたが生まれてすぐに死んじゃったおじいちゃんがつけたのよ。あなたが生まれた日はとてもお天気が良くって太陽がキラキラ輝いていたの。まるでお日様までもがあなたが生まれたことを心から喜んでくれているような日だったわ。おじいちゃんはね、ガンでもういつ亡くなるかわからない状態だったけど、あなたが生まれるまでは死ねないって、頑張っていたのよ。あなたが生まれた日にあなたの顔を見ることができなかったけど、病院のベッドでそのことを報告すると、すごく嬉しそうな表情をして窓の外を見たらお日様がキラキラしていたのよね・・その瞬間におじいちゃんは
『晴れの子と書いて晴子にしよう。きっとこのお日様がずっと晴子の人生を晴れやかで輝かしいものにしてくれるはずだ、俺は死んでもお日様はずっとずっと・・』と苦しい息の下でそう言い残して亡くなったのよ。」そう話して聞かせると、晴子は涙を流して、『おじいちゃんに悪いことしちゃった。ごめんなさいとありがとうと言いたいからお墓参りに連れて行って欲しい』と言ってくれました。
孫と一緒に先生のセミナーに参加して本当によかったです。ありがとうございました。】

この手紙を読んで、私はやはり縁ディングノートは家族の縁を深めるノートだと強く確信しました。

いかがでしたか?

少しは皆さんの『エンディングノート』の持つイメージは変わりましたか?
このコラムを読んだ方の中に何か変化があり、一人でも多くの方がこのノート書いてくださるとことを願っています。


一橋香織プロフィール

笑顔相続コンサルティング株式会社 
代表取締役 笑顔相続サロン®本部 代表
一般社団法人アクセス相続センター 理事 
一般社団法人終活カウンセラー協会 顧問

《経歴》

外資系金融機関を経て、ファイナンシャル・プランナーに転身。
これまで17年で5,000件以上の相続相談の実績。
自身の家族で争う相続を経験し、相続の大事なゴールは「笑顔相続」と実感。
「争う相続をなくし、笑顔相続の実現」を理念とし、日々お客様と対峙している中で節税優位の相続対策ではなく、笑顔で相続が迎えられる相続の実現のための活動を行っている。

《メディア出演》(TBS「Nスタ」「ビビット」テレビ朝日「たけしのTVタックル」TBSテレビ「バイキングmoreなど)多数。

《著書》

家族に迷惑をかけたくなければ相続の準備は今すぐしなさい(PHP)
終活・相続の便利帖(日本法令)
はじめての遺言執行(日本法令)共著 その他、日本法令で共著7冊

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